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野尻湖発掘でアシミゾヒメヒラタゴミムシの産出が確認されました
 (2025年2月発行の野尻湖ナウマンゾウ博物館研究報告)

野尻湖昆虫グループHPへ ようこそ

 野尻湖昆虫グループは野尻湖発掘調査団(事務局:野尻湖ナウマンゾウ博物館)の専門グループのひとつで,長野県上水内郡信濃町の野尻湖で開かれる「野尻湖発掘」に参加し.野尻湖層から産出する昆虫化石を研究し,当時の人類が活動していたころの野尻湖の古環境を復元するために作られました.
 野尻湖層はおよそ4~1万年前の地層で,いわゆる氷河時代の氷期にあたります.哺乳動物ではすでに絶滅しているナウマンゾウやオオツノシカの化石が見つかっており,また当時の人類が使用したと考えられる石器や骨器などもたくさん見つかっています.
 本グループは第7次野尻湖発掘(1978年)の後に発足し,これまでに7度の発掘に参加しています.現在,事務局は大阪市立自然史博物館昆虫研究室にあります(担当:外来研究員の初宿成彦).お問い合わせはjimukyoku@nojiriko-konchu.sakura.ne.jpまで

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